Treasures Old and New from Wallonia : A Curious Land
2008.2.14-5.18
@パレ・デ・ボザール
http://www.bozar.be/
タイトル通り、ベルギーのワロン地方の美術展。
彫刻や絵画、写真、映像など。
大きな魚に食べられそうになっている絵画や
肩のあたりにガイコツを持っている彫刻など
コミカルで面白い古い作品も数点あったものの
かえって地域振興に水を差しそうな展覧会。
ベルギーにしては相当格式張ったオープニングパーティや
オランダ語版まである重厚なカタログに
開催者の自信を感じてしまったせいもあるけれど。
特に近年、1990年代以降の作品は「彫刻とその影」、
「焼いてみた痕」などありがちな感じで
ほかにも見応えのある作品もありそうなのにと残念。
作家のそれなりのキャリアを重視したのかもしれないが
もう少し作品中心に選んでもよかったのではと思う。