バレンシアガ(BALENCIAGA PARIS)展

saicom2006-07-29

@モードとテキスタイル美術館(MUSÉE DE LA MODE ET DU TEXTILE)
http://www.lesartsdecoratifs.fr/fr/02museemode/index.html


ふたつのフロアーで構成されている
会場は暗く、キャプションは裏側から光をあてられてみやすい


下の階では主に過去のバレンシアガの衣服が並べられている
ひとつの薄型モニターでは、ゆっくりとデザイン画がうつりかわる


上の階ではバスルームのようなタイル張りのスペースに
七つほどのモニターが埋め込まれコレクションの映像などがみれる
いくつかはヘッドフォン付き


こちらは主に1997年からバレンシアガのディレクターになった
ニコラス・ゲスキエール(Nicolas Ghesquière)のデザイン


マネキンは首の横からチューブがでて
暗がりのなかで、目が赤や青に光る鉄のゴーグルをつけている
角度によっては曇ってしまうガラスケースなど
凝りに凝った展示方法


出口付近では、バレンシアガの衣服を纏ったモデルの映像が
ひとりひとり実物大ほどに映し出されるコーナー
正面、側面、背面のデザインがはっきりとわかる


観やすく雰囲気も上手く、この美術館でみた展覧会のなかでは秀逸



この3階では、この美術館の過去の展覧会ポスターが展示されていた
なにげなく並べられているだけだが
ミュシャ風のものからキャラクターものまではばひろく実はかなり面白い